素晴らしいステビアの世界をご紹介致します。
 










ヒスタミン解毒
ステビア抽出物を養殖の魚に投与
・ 低酸素耐性の向上
・ 抗酸化活性
・ 酸化脂質蓄積抑制効果
・ 筋肉脂質の酸化安定性向上効果
・ ヒスタミン解毒効果
・ 肉質の改善効果
・ 植物由来微量栄養素の利用の今後と問題点
ステビア抽出物投与ニジマスにおける血中ヒスタミン濃度およびヒスタミン代謝酸素活性の変化から、ステビア抽出物投与によりニジマス腸管でのヒスタミン吸収の阻害とヒスタミン代謝の促進、胃ペプシン活性の抑制が起きていることが認められた。このことによりステビア抽出物にヒスタミン解毒作用を認め、その作用機構は複数の生物活性の複合的なものであることが示唆された。なお、ステビア抽出物のヒスタミン解毒作用はブロイラーを用いた試験でも確認されている。


魚肉のヒスタミン濃度は食品安全性の必須項目
漁協、市場、水産加工施設、魚売場、給食・外食調理場の必需品として
ヒスタミンは、魚介類(特にサバ、イワシ、カツオ、マグロ等の赤味魚肉や、その加工食品、魚粉)の腐敗過程でヒスチジンから生成し、さまざまな組織に作用する毒性をもった細胞間伝達物質です。 加熱しても分解されずに残るため、これを含む食品を摂取するとアレルギー性の食中毒症状やじんま疹、胃潰瘍をおこすことがあります。又鮮度の悪い赤味魚粉を鶏や魚に与えると、ヒスタミンの影響で成長率が低下したり、場合によっては死ぬ こともあります。 米国ではHACCP衛生管理システムでも水産食品にヒスタミンのモニタリングが義務づけられており、20?50ppmくらいで「要注意」扱いとなっています。ヨーロッパでも食品安全庁ができ、この対応をはじめました。 このため水産食品・飼料の衛生管理においてヒスタミン濃度のチェックは国際常識となり、食品安全性に対する信頼を維持する上で必須条件となってきました。


ヒスタミンチェッカーの特徴
開発指導:東北大学水産資源化学研究室 佐藤実教授

●簡単操作 従来は試験研究用のヒスタミン測定機を使っていたため、操作が大変煩雑でしたが、本機は熟練を要せず、誰にでも簡単に操作することができます。
●迅速測定 ヒスタミンとヒスチジンの分離のために煩雑な処理作業等が解消されたため、わずか5分の電気泳動だけで発色濃度により直に目視判定できます。ろ紙設定からデータの数値化、グラフ化と記録保存までいれても全工程20〜30分で可能となりました。
● 多数即応 現場で同時に7検体まで分析できます。
●高感度 魚肉中のヒスタミンが、たとえごく微量の1mg%(濃度で10ppm)であっても検出できます。
●正確データ 試料抽出液を直接分析できるので測定異常がなく常に正確で高精度のデータが安定して得られます。
●ローコスト 本機は従来の他のどの機種よりも低価格で、消耗品等のランニングコストもきわめて廉価です。
(関連記事-日本工業新聞2001.7.31) 〜特許出願中〜